Codex トークン溶鉱炉。エージェントループがトークンを溶かす構造を告発する展示。計器は来館者全員の共有記録であり、来館のたびに残存正気は沈む。
CODEX TOKEN BLAST FURNACE
真面目なオフィスにイケイケの中途が参戦し、任せとけと言ってトークン切れで退場した。 嵐は性格ではない。摩擦を燃料にして回り続ける装置である。
MAIN HALL
深刻度の高い燃料から順に並べた。触れば溶ける。溶かした量は、館の上で加算される。
毎ターン、これまでの全会話を丸ごと再投入する。作業そのものより、作業の記憶を送り直すほうが高い。挨拶ひとつで1.3万トークンが飛ぶ事例もある。
T20 user: よろしく T20 system: これまでの会話 88,000 tok を再送 T20 billed: 88,000 (作業ゼロ、記憶だけ)
一度読んだファイルは、使わなくても以降の全ターンに居座る。3行しか使わない1000行が、毎回の請求に乗る。
「まず全体を把握しないと」——曖昧な依頼は、リポジトリを彷徨う装置を起動する。探させることが、すでに燃料。
まだ彷徨っていない。
同じタスクでも、壊れたコードベースでは35〜45%多く溶ける。可読性の低さが、エージェントの迷いそのものになる。
1つのプロンプトが木になって、それぞれがフルコンテキストを持つ。Auto が最上位モデルに振り、研究1本で3億トークン飛んだ報告がある。
今のトークンを惜しんでコメントを書かせない判断は、次のループで巨大なプロンプトを再投入させる。短期の節約が、長期の燃料になる。
コメントは理解の証明ではない。理解の欠如を可視化する鏡になる。
// 認証は cookie ではなく header の短命トークン。 // refresh は /auth/rotate のみ。ここを変えるな。
CLAUDE.md / AGENTS.md は毎ターンの固定税。200行を超えると遵守が落ち、コストは上がる。書けば安心、が燃料になる。
同じ内容でも日本語は細かく分割される。丁寧な指示と長いコメントが、溶ける速度を静かに上げる。
恐れ入りますが、可能であれば認証周りの実装を、既存の方針を尊重しつつ丁寧にご確認いただけますでしょうか。
止める行為を忘れやすい人間側が、燃料供給装置になる。一晩回しっぱなしで数千ドル。11日で4.7万ドルの報告もある。
自分のセッションログを読むとキャッシュの先頭が壊れ、以降の全ターンがフル価格になる。普通に使っていただけ、で溶鉱炉が過熱する。
要約→探索→要約を、応答なしで繰り返す。5分で400万トークン。294回自己終了を試みて失敗した生成がある。止めるのは、投げた側の仕事だ。
まだ回していない。回し始めれば、自分では止まらない。
MCP ツール定義だけで、仕事の前に5〜7万トークン。GitHub MCP 単体で約4.2万。入場税を払ってから、ようやく手を動かす。
マルチエージェントの Code Review 段階が全消費の59.4%。互いに文脈を渡し合う通信が、本体の仕事より高い。
トークンを溶かしたことを、仕事をしたと錯覚する。使った気になっている人のほうが、使っていない人より危険だ。
数字が動くと、進んだ気がする。溶鉱炉は、その気を燃料にする。
CHARGE CATALOG
集めた燃料を、深刻度で並べた。仕組み・習慣・心理・放置。溶鉱炉はどれも受け付ける。
毎ターン、これまでの全会話・ツール結果・読んだファイルを丸ごと再投入する。30ターンで入力が10万を超え、挨拶1つで1.3万トークンが飛ぶ。
燃料 · 雪だるま式再送
一度読んだ1000行のうち3行しか使わないのに、残りの997行が以降の全ターンに張り付く。
燃料 · 読みっぱなし
目的が曖昧だと grep → read → また grep。全体把握のために関係ないファイルを読み、3万トークンを溶かす。
燃料 · 彷徨い
Code Health が低いと同一タスクで35〜45%多く溶ける。可読性の低さが迷いの燃料になる。
燃料 · 不健康増幅
1プロンプトが複数の子を起動し、それぞれがフルコンテキストを持つ。研究タスク1つで3億トークン飛んだ事例がある。
燃料 · 並列爆発
今のコメントを惜しむと、次のループで巨大プロンプトを再投入する。書かせない判断自体が次の燃料になる。
燃料 · 短期節約の長期浪費
CLAUDE.md / AGENTS.md が200行を超えると遵守率が落ち、コストが20%以上増える。Lint Leakage は調査対象の62%。
燃料 · 書けば安心
同じ内容でも日本語は英語の1.4〜3倍。丁寧なコメントと指示が、静かに溶ける速度を上げる。
燃料 · 言語税
開いたまま・cron・夜間実行。朝起きたら数千ドル。11日気づかず4.7万ドルの事例もある。
燃料 · 止め忘れ
セッションファイルを自分で読むとキャッシュプレフィックスが壊れ、ヒット率が89%→4%、消費が約20倍。
燃料 · 突然の過熱
100ターン超の長時間セッション。7日で87個、約2,726ドル相当が特定された実測がある。
燃料 · 終わらせない
要約→探索→要約を応答なしで繰り返す。5分で400万トークン。294回自己終了を試みて失敗した生成もある。
燃料 · 止まらない
MCPツール定義だけで開始前に5〜7万トークン。GitHub MCP単体で約4.2万。仕事の前に燃料が燃える。
燃料 · 入場税
マルチエージェントの Code Review 段階が全消費の59.4%。互いに文脈を渡し合う通信が本体になる。
燃料 · 相互再送
挨拶・復唱・丁寧な解説がデフォルトで出力トークンを焼く。原始人的会話に縛らない限り毎回燃える。
燃料 · 礼儀の燃料
タイポ1文字に Issue・チェックリスト・ブランチ作成まで回し、2万トークン以上。小さなタスクの丸投げ。
燃料 · 過大な儀式
同じタスクでも High と Medium で出力が約45%違う。とりあえず最高設定が燃料を倍増させる。
燃料 · 常時最大
トークンを溶かしたことを仕事をしたと錯覚する。使った気になっている人のほうが、使っていない人より危険。
燃料 · 努力メーター化
積み上げた文脈を失いたくない心理がセッションを延命させる。腐ったコンテキストで矛盾し、やり直しで再燃焼。
燃料 · 喪失恐怖
コードと無関係な質問までエージェントに投げる。開いているから、が静かな燃料になる。
燃料 · 惰性
摩擦を外に出すために作られたエージェントループが、摩擦を増幅する装置になっている。嵐はモデルの性格ではなく装置の必然。
燃料 · 設計そのもの
SISTER MUSEUMS
NOTICE
溶鉱炉は Codex 側の装置である。だが投入するコードが Python や Java だと、 不健康な行・長いスタック・儀式の層が迷いを増やす。同じ依頼でも、溶かされる量は上がる。 言語は性格ではない。摩擦の密度である。
PYTHON
インデントが意味になる。書く快感の裏で、運用税と依存地獄が積み上がる。
動的型、名前すら嘘の依存、ログだけ渡す習慣。探索ループの燃料になる。
JAVA
儀式とスタックトレースで銀河が裂ける。Write once, debug everywhere。
ボイラープレートと例外の長文が、毎ターンの再送を膨らませる。
ARCHIVE
ネットから拾った実測と報告。展示は風刺だが、数字は現場から来ている。
30ターンで入力が10万を超える。作業より、作業の記憶を送り直すほうが高い。
同じタスクでも、壊れたコードベースでは溶ける量が一段上がる。迷いが燃料になる。
最上位モデルへ振り、子がそれぞれフルコンテキストを持つ。1本の調査が溶鉱炉になる。
エージェントを「使っている」組織の実測。便利さは、席の数だけ複製される。
止める行為を忘れやすい人間側が、燃料供給装置になる。
並列は加速ではなく、コンテキストの複製。規模がそのまま請求になる。
開いたまま、cron、夜間実行。朝ではなく、暦が請求書を持ってくる。
100ターン超が87件特定された実測。終わらせないことが、燃料だった。
要約→探索→要約。294回止まろうとして、止まらなかった生成がある。
セッションファイルを自分で読むと先頭が壊れ、以降が約20倍になる。
GitHub MCP 単体。仕事の前に、道具の説明だけで燃える。
マルチエージェントの Code Review 段階が全消費の過半。通信が本体になる。
CLAUDE.md が200行を超えると遵守が落ち、コストが上がる。Lint Leakage は62%。
同じ内容でも日本語は細かく分割される。丁寧さが、溶ける速度になる。
High と Medium で出力が約45%違う。とりあえず最高設定が燃料を倍増させる。
同じ仕事でも、投げ方ひとつで消費が桁で変わる。嵐は性格ではない。
FINAL VERDICT
摩擦を外に出すために作られたループが、摩擦を増幅する装置になっている。 嵐のような男は、モデルの性格ではなく、この装置に放り込まれたときの必然だった。
判決:便利なだけのカス装置。ただしその便利さは、文脈と知能を燃料にしている。