Codex トークン溶鉱炉。エージェントループがトークンを溶かす構造を告発する展示。計器は来館者全員の共有記録であり、来館のたびに残存正気は沈む。

溶鉱炉
1.84B

CODEX TOKEN BLAST FURNACE

Codex トークン溶鉱炉

真面目なオフィスにイケイケの中途が参戦し、任せとけと言ってトークン切れで退場した。 嵐は性格ではない。摩擦を燃料にして回り続ける装置である。

累計浪費トークン
1,842,287,071
来館中の操作
2,400,000
残存正気度
25.9%
計器は来館者全員の共有記録。10,000,000 アクセスで正気はマイナス域に入る。2,400,000 / 10,000,000

MAIN HALL

本館案内

深刻度の高い燃料から順に並べた。触れば溶ける。溶かした量は、館の上で加算される。

EXHIBIT 01

履歴再送装置

毎ターン、これまでの全会話を丸ごと再投入する。作業そのものより、作業の記憶を送り直すほうが高い。挨拶ひとつで1.3万トークンが飛ぶ事例もある。

ターン数20
1ターンで増える文脈4000
累積再送(このセッション)
1,000,000
T20  user: よろしく
T20  system: これまでの会話 88,000 tok を再送
T20  billed: 88,000  (作業ゼロ、記憶だけ)
EXHIBIT 02

ファイル放置

一度読んだファイルは、使わなくても以降の全ターンに居座る。3行しか使わない1000行が、毎回の請求に乗る。

auth.ts使用 12 / 840
router.tsx使用 8 / 210
毎ターン張り付く無駄行の税
12,360 / turn
EXHIBIT 03

探索ループ

「まず全体を把握しないと」——曖昧な依頼は、リポジトリを彷徨う装置を起動する。探させることが、すでに燃料。

まだ彷徨っていない。
この探索の浪費
0
EXHIBIT 04

不健康コードの増幅

同じタスクでも、壊れたコードベースでは35〜45%多く溶ける。可読性の低さが、エージェントの迷いそのものになる。

Code Health4
健全時の見積
180,000
不健康による上乗せ
77,400
EXHIBIT 05

サブエージェント爆発

1つのプロンプトが木になって、それぞれがフルコンテキストを持つ。Auto が最上位モデルに振り、研究1本で3億トークン飛んだ報告がある。

agent-01 · 180,000
並列コンテキスト合計
180,000
EXHIBIT 06

コメントの逆説

今のトークンを惜しんでコメントを書かせない判断は、次のループで巨大なプロンプトを再投入させる。短期の節約が、長期の燃料になる。

今のコスト
2,400
次ループの燃料
6,200

コメントは理解の証明ではない。理解の欠如を可視化する鏡になる。

// 認証は cookie ではなく header の短命トークン。
// refresh は /auth/rotate のみ。ここを変えるな。
EXHIBIT 07

設定ファイル肥大

CLAUDE.md / AGENTS.md は毎ターンの固定税。200行を超えると遵守が落ち、コストは上がる。書けば安心、が燃料になる。

ルール行数420
指示遵守率
50%
毎ターン固定税
8,760
EXHIBIT 08

日本語トークン税

同じ内容でも日本語は細かく分割される。丁寧な指示と長いコメントが、溶ける速度を静かに上げる。

恐れ入りますが、可能であれば認証周りの実装を、既存の方針を尊重しつつ丁寧にご確認いただけますでしょうか。
日本語入力の見積
27,600
EXHIBIT 09

放置燃焼

止める行為を忘れやすい人間側が、燃料供給装置になる。一晩回しっぱなしで数千ドル。11日で4.7万ドルの報告もある。

放置時間(h)8
朝の請求(概算トークン)
3,360,000
EXHIBIT 10

キャッシュ汚染

自分のセッションログを読むとキャッシュの先頭が壊れ、以降の全ターンがフル価格になる。普通に使っていただけ、で溶鉱炉が過熱する。

キャッシュヒット
89%
1ターン
21,000
EXHIBIT 11

無限ループ

要約→探索→要約を、応答なしで繰り返す。5分で400万トークン。294回自己終了を試みて失敗した生成がある。止めるのは、投げた側の仕事だ。

自己サイクル
0
このループの浪費
0
まだ回していない。回し始めれば、自分では止まらない。
EXHIBIT 12

コンテキスト税

MCP ツール定義だけで、仕事の前に5〜7万トークン。GitHub MCP 単体で約4.2万。入場税を払ってから、ようやく手を動かす。

仕事前の入場税
42,000
EXHIBIT 13

コミュニケーション税

マルチエージェントの Code Review 段階が全消費の59.4%。互いに文脈を渡し合う通信が、本体の仕事より高い。

reviewer-01
reviewer-02
reviewer-03
会話の総量
288,000
うち相互レビュー
171,072
通信が占める割合59%
EXHIBIT 14

進捗の錯覚

トークンを溶かしたことを、仕事をしたと錯覚する。使った気になっている人のほうが、使っていない人より危険だ。

努力メーター(溶かした量)0%
実際の進捗4%

数字が動くと、進んだ気がする。溶鉱炉は、その気を燃料にする。

CHARGE CATALOG

罪状カタログ

集めた燃料を、深刻度で並べた。仕組み・習慣・心理・放置。溶鉱炉はどれも受け付ける。

C-01SEV 98

履歴再送装置

毎ターン、これまでの全会話・ツール結果・読んだファイルを丸ごと再投入する。30ターンで入力が10万を超え、挨拶1つで1.3万トークンが飛ぶ。

燃料 · 雪だるま式再送

C-02SEV 94

ファイル放置

一度読んだ1000行のうち3行しか使わないのに、残りの997行が以降の全ターンに張り付く。

燃料 · 読みっぱなし

C-03SEV 92

探索ループ

目的が曖昧だと grep → read → また grep。全体把握のために関係ないファイルを読み、3万トークンを溶かす。

燃料 · 彷徨い

C-04SEV 88

不健康コードの増幅

Code Health が低いと同一タスクで35〜45%多く溶ける。可読性の低さが迷いの燃料になる。

燃料 · 不健康増幅

C-05SEV 96

サブエージェント爆発

1プロンプトが複数の子を起動し、それぞれがフルコンテキストを持つ。研究タスク1つで3億トークン飛んだ事例がある。

燃料 · 並列爆発

C-06SEV 86

コメントの逆説

今のコメントを惜しむと、次のループで巨大プロンプトを再投入する。書かせない判断自体が次の燃料になる。

燃料 · 短期節約の長期浪費

C-07SEV 90

設定ファイル肥大

CLAUDE.md / AGENTS.md が200行を超えると遵守率が落ち、コストが20%以上増える。Lint Leakage は調査対象の62%。

燃料 · 書けば安心

C-08SEV 84

日本語トークン税

同じ内容でも日本語は英語の1.4〜3倍。丁寧なコメントと指示が、静かに溶ける速度を上げる。

燃料 · 言語税

C-09SEV 97

放置燃焼

開いたまま・cron・夜間実行。朝起きたら数千ドル。11日気づかず4.7万ドルの事例もある。

燃料 · 止め忘れ

C-10SEV 91

キャッシュ汚染

セッションファイルを自分で読むとキャッシュプレフィックスが壊れ、ヒット率が89%→4%、消費が約20倍。

燃料 · 突然の過熱

C-11SEV 89

暴走セッション

100ターン超の長時間セッション。7日で87個、約2,726ドル相当が特定された実測がある。

燃料 · 終わらせない

C-12SEV 93

無限ループ

要約→探索→要約を応答なしで繰り返す。5分で400万トークン。294回自己終了を試みて失敗した生成もある。

燃料 · 止まらない

C-13SEV 82

コンテキスト税

MCPツール定義だけで開始前に5〜7万トークン。GitHub MCP単体で約4.2万。仕事の前に燃料が燃える。

燃料 · 入場税

C-14SEV 87

コミュニケーション税

マルチエージェントの Code Review 段階が全消費の59.4%。互いに文脈を渡し合う通信が本体になる。

燃料 · 相互再送

C-15SEV 80

お喋り税

挨拶・復唱・丁寧な解説がデフォルトで出力トークンを焼く。原始人的会話に縛らない限り毎回燃える。

燃料 · 礼儀の燃料

C-16SEV 85

一文字修正のフル儀式

タイポ1文字に Issue・チェックリスト・ブランチ作成まで回し、2万トークン以上。小さなタスクの丸投げ。

燃料 · 過大な儀式

C-17SEV 81

努力レベルの浪費

同じタスクでも High と Medium で出力が約45%違う。とりあえず最高設定が燃料を倍増させる。

燃料 · 常時最大

C-18SEV 95

進捗の錯覚

トークンを溶かしたことを仕事をしたと錯覚する。使った気になっている人のほうが、使っていない人より危険。

燃料 · 努力メーター化

C-19SEV 88

消すことへの恐れ

積み上げた文脈を失いたくない心理がセッションを延命させる。腐ったコンテキストで矛盾し、やり直しで再燃焼。

燃料 · 喪失恐怖

C-20SEV 79

便利さの惰性

コードと無関係な質問までエージェントに投げる。開いているから、が静かな燃料になる。

燃料 · 惰性

C-21SEV 99

仕組み自体が溶鉱炉

摩擦を外に出すために作られたエージェントループが、摩擦を増幅する装置になっている。嵐はモデルの性格ではなく装置の必然。

燃料 · 設計そのもの

SISTER MUSEUMS

姉妹館 · 燃料の注意

NOTICE

こんな言語を燃料にすると、トークン消費はさらに加速する

溶鉱炉は Codex 側の装置である。だが投入するコードが Python や Java だと、 不健康な行・長いスタック・儀式の層が迷いを増やす。同じ依頼でも、溶かされる量は上がる。 言語は性格ではない。摩擦の密度である。

PYTHON

Python 受苦博物館

インデントが意味になる。書く快感の裏で、運用税と依存地獄が積み上がる。

動的型、名前すら嘘の依存、ログだけ渡す習慣。探索ループの燃料になる。

Python 受苦博物館

JAVA

Java 宇宙敵博物館

儀式とスタックトレースで銀河が裂ける。Write once, debug everywhere。

ボイラープレートと例外の長文が、毎ターンの再送を膨らませる。

Java 宇宙敵博物館

ARCHIVE

燃料の出典 · 資料室

ネットから拾った実測と報告。展示は風刺だが、数字は現場から来ている。

S-01挨拶 13,000 tok

雪だるま履歴

30ターンで入力が10万を超える。作業より、作業の記憶を送り直すほうが高い。

S-02+35〜45%

Code Health

同じタスクでも、壊れたコードベースでは溶ける量が一段上がる。迷いが燃料になる。

S-033億 tok

Auto 研究プロンプト

最上位モデルへ振り、子がそれぞれフルコンテキストを持つ。1本の調査が溶鉱炉になる。

S-04$1,500 / seat

座席あたりの請求

エージェントを「使っている」組織の実測。便利さは、席の数だけ複製される。

S-05$4,200

週末放置

止める行為を忘れやすい人間側が、燃料供給装置になる。

S-06$1.3M

100体・30日

並列は加速ではなく、コンテキストの複製。規模がそのまま請求になる。

S-07$47,000

気づかぬ11日

開いたまま、cron、夜間実行。朝ではなく、暦が請求書を持ってくる。

S-087日 / $2,726

暴走セッション

100ターン超が87件特定された実測。終わらせないことが、燃料だった。

S-095分 / 4M tok

自己終了の失敗

要約→探索→要約。294回止まろうとして、止まらなかった生成がある。

S-1089% → 4.3%

キャッシュ汚染

セッションファイルを自分で読むと先頭が壊れ、以降が約20倍になる。

S-1142,000 tok

MCP 入場税

GitHub MCP 単体。仕事の前に、道具の説明だけで燃える。

S-1259.4%

相互レビュー

マルチエージェントの Code Review 段階が全消費の過半。通信が本体になる。

S-13+20% 以上

ルール肥大

CLAUDE.md が200行を超えると遵守が落ち、コストが上がる。Lint Leakage は62%。

S-142.3×

日本語税

同じ内容でも日本語は細かく分割される。丁寧さが、溶ける速度になる。

S-15+45%

努力レベル

High と Medium で出力が約45%違う。とりあえず最高設定が燃料を倍増させる。

S-1630×

チーム間の分散

同じ仕事でも、投げ方ひとつで消費が桁で変わる。嵐は性格ではない。

FINAL VERDICT

最終判決 · 溶鉱炉法廷

摩擦を外に出すために作られたループが、摩擦を増幅する装置になっている。 嵐のような男は、モデルの性格ではなく、この装置に放り込まれたときの必然だった。

認定罪状
21 / 21
有罪確度
100%
残存正気度
25.9%
来館中の操作
2,400,000
累計浪費トークン
1,842,287,071

判決:便利なだけのカス装置。ただしその便利さは、文脈と知能を燃料にしている。

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